情報商材のキモさの正体

 

 

 

 

ビジネス業界では

情報商材の良し悪しってのが

いつまでも議論されてるけど、

 

僕個人としてどれだけ考えても

結局は肯定できないよねー

ってところに行きついてしまうね。。

 

 

 

で、情報商材ってなんかキモいやん。

 

なんとなーくだけど

キモいですやん。

 

 

かくいう私も2年ぐらい前までは

気ん持ち悪ーい情報商材屋だったわけなんだけど、

やってた当時から

「自分のやってることはきもいんだろうな」

ってどこか思いながらやってました。

 

 

で、今まではなんとなーくでしか

考えていなかったんだけど、

今回自分なりに言語化してみようと思います。

 

 

 

 

まず、情報商材がキモい理由として、

大きく3つあると思ってて、

 

 

①実績は凄いくせに具体的なサービス内容がいつまでも出てこない

 

②実業やったことないのに経営者ぶる。経営論語る。

 

③弱者にしか売らない(売れない)。

 

↑これ。

 

 

 

割と、この3つが当てはまってると思うんで、

それぞれ噛み砕いていくね。

 

 

 

まずは①について。

 

 

情報商材屋さんって、

みーーんな、自分のTwitterとかブログに

自分の月収やら年商やらを載せてるんだけど、

 

あろうことか、

「自分がやっているビジネスの具体的なサービス名、

あるいはサービス内容」

については全く載せないんだよね。

 

面白いぐらいにw

 

 

 

「月収100万を切ったことがありません」

「年商1億稼いでます」

みたいなことは強調して書いてるんだけど、

 

「じゃあ何で稼いでんの?」

ってことには全然触れない。

 

不思議だよねー。

 

 

で、まあ元々やってたからわかるんだけど、

結局「儲かる情報の具体的な中身」ってなくって、

 

たいていの情報商材に書いてあることは

「僕があなたに売ったような流れで他人に売ってください」

なんよね。

 

 

SNSで発信して、リスト取って、情報商材を売る。

この連鎖でしかないのだ。

 

 

まあ、なんというか。

本質はマルチっぽいよね。

厳密には違うんだけど。

 

 

ま、それはいいとして。

 

中身がないからこそ

具体的なサービスの内容がなくて、

情弱を引き付けるために

わかりやすく実績を載せているわけなんです。

 

 

 

でもね、これって普通に考えたらおかしくって、

世の中の社長や会社って、

名前を聞いたらサービス名や内容が連想されると思うのよ。

 

 

孫正義ならソフトバンク

三木谷さんなら楽天

マッキンゼーならコンサル。

 

みたいな感じでね。

 

 

 

でも、Twitterにデカデカと

自分の月収や年収を載せている人の名前を見ても

サービスを連想できるものがないし、

書いてすらない。

 

 

 

「何で稼いでるんですか?」

って言っても、

 

「ネットビジネスです」

「IT系です」

みたいな感じで内容をぼかすわけ。

 

 

ぜっっっっっったいに

情報商材売ってます」

とは言わないんだよねーこれがw

 

 

で、百歩譲って内容はいいとしても、

実名&顔出しもやらないよねー。

 

 

こうやって色々隠すのって

結局は後ろめたい気持ちがあるからなんです。

 

 

だって、価値ある事やってたら

どんどん広めるはずだからね。

 

 

 

だから、そんなところにキモさだったり

怪しさだったりを覚えてしまうんだろうなと思うのです。

 

 

 

 

 

はい、2つ目。

 

実業やったことないのに経営者ぶる。経営論語る。

 

これねw

 

 

 

情報商材屋さんって、

情報商材しか売ったことがないのに

偉そうな顔で経営論とか語るのよ。

 

(マルチやってる人らも同じ)

 

 

あたかも、自分は凄い会社経営してますよ。

最先端な事やってますよ的な顔で、

「経営者とはこうあるべきだ」みたいなことを語る。

 

うわあああああ寒い寒いってなるんだけど、

本人は至って本気だからね。

 

 

でもねー。

 

はっきりいうと、

SNSで個人の影響力を高めて

ファンに無形の商品を販売したりするのって、

インフルエンサー業」であって、

「実業」とか「経営」ではないからね。

 

 

まあ、大きな括りで言うと

事業の範囲内になると思うんだけど、

細分化するとインフルエンサーだよね。

 

 

 

そんな人がドヤ顔で

経営論みたいなものを語ったりするわけだから、

ここにもキモさを覚えてしまうのです。

 

 

 

 

 

そして最後。3つ目。

 

弱者にしか売らない(売れない)。

 

これね。最大のキモポイント。

 

 

 

結局、ほんっっとうに価値があって、

高単価で売れるほどのものだったら、

いちいち情弱からお金を取る必要ないわけですよ。

 

 

それよりも、年商何百億単位の法人相手に売って、

一撃で数百〜数千万の売上立てた方が効率いいからねw

 

 

 

でも、それをやらずに

情報弱者を集めてチマチマ集金するってことは、

「バカにしか売れない内容だから」って理由なのよ。

 

 

本当に頭の良い人だったら、

「そんなもん本何冊か読めばわかるじゃん」

って内容をあたかも価値のあるように見せて、

情弱に希望を持たせて売ってるのね。

 

 

だから、売る側も

「本当は価値がない」ってことをわかってて、

だからこそバカにしか売れないこともわかってる。

 

 

で、それを理解しているからこそ、

「見せ方」ばかりをこだわるわけ。

 

 

 

うーーん、キモいね。

 

 

 

 

それと、これは大事なことだけど、

本当に価値のある高級なサービスは

わざわざ「お金がない人をターゲットにしない」んよね。

 

 

だって、コスパ悪いから。

 

 

経営者とか投資家とか芸能人をターゲットにして、

客単価を高める方が断然コスパいいわけよ。

 

 

情報商材屋さんはこぞって

「高単価にすることが大事」と言って、

高額の情報商材をお金のない人に売ることを正当化しているけど、

 

普通、世の中のあらゆるサービスは

単価を高めれば高めるほど

客層も金持ちに絞っていくんよね。

 

 

例えばよ?

リッツ・カールトンが大学生を狙う?

フェラーリが会社員をターゲットにする?

 

違うでしょ。

 

 

高いからこそ、

それを払える経済レベルのある人間を

ターゲットにしているよね。

 

 

だって、わざわざ貧乏人に売って

クレームとか受けるのだるいからねw

 

 

 

逆にいうと、

お金持ちじゃない人に高単価のサービスを売ってる系は

ほとんどが情弱ビジネスです。

 

家や結婚式、車なんかを

ローン組ませて買わせるのとかまさにね。

 

 

普通に考えたら、

年収400〜500万程度で家族まである人が

2000〜3000万の家を建てるっておかしいからねw

 

 

だから、情報商材を高額でお金のない人に売るのは

成り立たないはずなのですよ。

 

 

 

もちろん、僕らのような規模の小さい

中小、個人がビジネスで勝っていく上で

単価を高める努力をするのは大事。

 

薄利多売じゃあ大手に勝てないからね。

 

でも、それと同時に、

サービスの質を高める努力だったり、

お金を持っている人を集客する努力を

しなきゃいけないんよね。

 

 

 

その努力をせずに、

スッカスカの中身のものを

お金を持ってない大学生とかに

最悪ローンとか組ませて商材を買わせるのは

やっぱり悪質だよね。。

 

 

 

まあ、そんな理由から

情報商材ってやっぱりきもいよね

って話でした。

 

(誰得w)

 

 

 

もちろん、全てがとは言わないよ。

 

ちゃんと真っ当にやってる人もいるし、

価格が高いとしても

それ相応のサポートだったりをしている人もいる。

 

実名顔出しをしたり、

満足されなかったらきちんと返金対応している人もいる。

 

 

 

ただ、そうは言っても

悪どい人間は世の中にたくさんいるから、

しっかりと知識をつけて

自分の身は自分で守っていかなあかんね。

 

 

 

そいじゃ。

 

 

 

 

p.s.

 

 

 

僕は過去に情報商材屋だったこともあって、

現在も情報商材をやってる知り合いが何人かいるけど、

 

やっぱりみんな、

どこか覇気が無いというか

心にモヤモヤを抱えている感じがするんよね。

 

 

実際にそれは自分がやってた時もあったし、

お金は稼げても

精神的にずっと苦しかったからこそ辞めた。

 

(本気ではやってたけどね)

 

 

結局ね、誰かを不幸にしてお金を稼いでも

幸せにはなれないのですよ。

 

 

でもお金が大事じゃん!

そういう意見もわかる。

 

 

でも、だからこそ真っ当な方法で

努力して稼がなきゃいけないわけで。

 

 

「本業で稼げないから、そのやり方をパッケージにして売る」

ってことをやってるやつは、

結局稼ぐ実力がないのです。

 

本業で儲かってたらそれやらないじゃん?

 

実力がないから楽な方法に逃げるのです。

 

楽な方法に逃げる前に実力磨けっ。

 

 

 

色々書いたけど、結論!

 

本当に価値のある情報なら他人には教えません。

世の中に楽して稼ぐ方法もありません。

他人を不幸にして稼ぐ金には価値がありません。

 

 

自分で調べる努力、

行動する努力をして真っ当に稼いでいこう。

 

お金は他人を幸せにして、

その対価として得ていこう💪

 

 

過去の自分への戒めも込めて!